渡航の直前1ヶ月前にやったことのうち、引越と賃貸契約について書いていきます。
渡航準備全体についてはこちらの記事にまとめています。↓
韓国行きが決まった直後にやったことの詳細についてはこちら。
ビザの手続きについてはこちら。
引越業者の決定
引越業者の相見積は8月中旬〜下旬くらいに取りました。
大手と、海外(特に韓国)への引越しに特化した業者など4社ほどに問い合わせをしました。
段ボールに入らないような大きな荷物は運搬費がかかると思っていたので段ボール15箱分くらいに詰め込むことを想定し、10万前後くらいでいけたらいいなと思っていました。
見積もりの結果、「エース物流サービス株式会社」さんにお願いすることにしました。
10万以下と返事が来たのはここだけでした、、ヤマトや日本通運など大手の業者にも問い合わせましたが、軒並み20万以上、、、
引越しが9月末で日本国内の引越しの繁忙期と重なっているのもあり、大手はその分高くなってしまうとのことでした。
エースさんは安いだけでなくメールでのやり取りが丁寧でレスポンスも早く、事前に新品の段ボールを送ってくださったり、こちらの問い合わせにもとても親切に対応してくださったので、ここにして良かったと思っています。
また、韓国ではなく実家にも少し荷物を送りたいと伝えたところ、そちらも対応してもらえました。
(後日談)door to doorで韓国の家に届くまで1ヶ月半程度かかると言われたのですが、ありがたいことに3週間もかからず、中身が破損しているなどもなく無事に届きました!
賃貸契約、入居
オンライン内見で部屋を決めることに
元々はソウルに着いてから現地の不動産屋さんに行って直接家を見て決めたい(それまではマンスリーマンション暮らし)というつもりでいたのですが、
いろいろ調べてみると、ソウルなので日本語で仲介してくれる業者が色々ありそう+パスポートだけで契約までできるところもある、とのことだったのでいいのがあるなら先に決めといてもいいんじゃない?となり、急遽オンライン内見で賃貸を探すことにしました。
内見はソウル部屋ナビさんにお願いしました。やり取りはLINEで簡単にできました。
韓国の賃貸は昨日見ていいなと思ったものが今日あることはほとんどない、というくらい流動的らしいです。
住み始めたい時期の1ヶ月前くらいに内見をして、いいところがあったらその日のうちに決めてもらうのが良いですと言われ、オンライン内見の日程だけ先に決めて後はその日までに希望の条件を博士と話し合っておきました。
希望条件を決めるにあたり、実際にどれくらいの金額を出せばどれくらいの部屋に住めるのか知っておくためにも、住みたい地域の賃貸情報をNAVER不動産(https://land.naver.com/)で見ておきました。
それを踏まえた上で私たちの希望の条件はこんな感じで設定しておき、オンライン内見までにあらかじめソウル部屋ナビさんにお伝えしておきました。
- 保証金:XXXX万ウォン以下
- 家賃:○○○万ウォン以下
- シャワーブースの仕切りがある
- 築浅
保証金
韓国は最初に保証金をどかっと支払う仕組みです。
韓国の賃貸契約には基本的に審査がなく、オーナーの提示する条件に合い、お金さえ支払えばほとんど誰でも契約ができます。
そのため「賃借人は契約しても大丈夫な人物か」を判断するには、保証金を支払えるかどうかが大きな基準になります。
また、韓国の銀行は金利がいいのでオーナーさんは保証金を銀行に預けて運用することで利益を得る、みたいなことも聞きました。
解約時にこの保証金は手元に返ってきます。(お金を返してもらうことを保証する書類を契約時オーナーさん側に用意させておかないと持ち逃げされることもあるらしい、、、!)
韓国人だと銀行で保証金を借りることが可能ですが外国人だとそうもいかないので、
- 今無理しないで支払える保証金は上限いくらか
- NAVER不動産で見て自分たちが住みたいと思える部屋の保証金は大体いくらくらいか
を踏まえた上で希望金額を設定しました。
家賃
保証金1億ウォン以上で家賃がほぼゼロ(チョンセ)、みたいな賃貸もあったのですが、保証金1000万〜5000万ウォンくらいだと家賃もそこそこかかるものが多かったです。
ソウルはどんどん地価が上がっているとニュースや記事で見ていたので、日本にいる時と同じくらいの家賃支払いは発生してもしょうがないかということで日本で住んでいた賃貸の家賃を基準にして上限金額を設定しました。
シャワーブースの仕切りがある
希望金額で見つかる賃貸はほぼ100%トイレ・洗面台・シャワーブースが1つになっているものでした。浴槽はないです。
古めの賃貸だと洗面台からシャワーホースが伸びていて、仕切りはないが人が立ってシャワー浴びれそうなスペースはあって、、え、周りビッショビショにしながらトイレの横でシャワー浴びるってこと・・・?
潔癖気味の私たちにはどうしてもそれが受け入れられず、シャワーブースがちゃんと扉で仕切られているところ or 最低でも自分でカーテンを取り付けられるような構造になっているところを条件にしました。
築浅
韓国は退去時に室内の清掃がされない(?!)らしく、必要な場合は自分で業者を手配しないといけないです。
潔癖な自分たちとしては、日本の賃貸の清掃でも若干あれ?となることもあったくらいなので、そういう思いをせずに綺麗なところに住むには築浅(もはや新築)だなと思いこちらも条件に入れました。
オンライン内見当日
その日に空きがあり、希望条件に合致する部屋をカメラで映しながらいくつか案内していただきました。
噂に聞いていた通り、まだ人が住んでいる部屋に入って中を見せてもらったり、、
ありがたいことに希望条件を全て満たす新築物件(しかも最上階!)がありました!
日本の部屋と比べるとかなり狭くなりましたが、キッチンは広いし、収納もたくさんあったので問題ないだろうということでここに決めることにしました。
部屋の予約
保証金の10%とソウル部屋ナビさんへの仲介手数料を支払います。
日本円でソウル部屋ナビさんに入金→ウォンでソウル部屋ナビさんからオーナーさんに入金という流れで、オーナーさんの元に着金が確認できた時点で予約完了となります。
なのでオンライン内見をしたその日のうちに請求書を作成いただき、振込を行いました。
万一キャンセルする場合は、この予約金と仲介手数料は返ってこないとのことです。
その後、入居日(本契約)までにこちらのパスポートのコピーを送ったり、保証金の残りと最初の家賃を同じようにソウル部屋ナビさん経由で支払いました。
家具の購入
ありがたいことに冷蔵庫、洗濯機、レンジが備え付けとなっており、急いで家具を揃える必要はありませんでした。
後は布団と椅子さえあればすぐに最低限の生活はできそうだったので、こちらもソウル部屋ナビさん経友で購入をお願いしました。
韓国ではcoupangなどのネットショッピングでなんでも買えるのですが、まだ韓国の電話番号や銀行口座がなかったので自分たちで購入することができなかったので助かりました。
coupangで欲しい商品を見つけてソウル部屋ナビさんにリンクを送れば、代わりに購入手続きをしてもらえました。
保証金の支払いと同じく日本の口座に日本円で代金を振り込めばOKです。
ちゃんと荷物を受け取れる時間に部屋にいないといけないのでは?!と思ったのですが、韓国は基本荷物は玄関の前に置いてくれるシステムなので、時間指定をしなくても・不在だとしても家の前まで届けてくれます。(宅配業者さんにはオートロックの暗証番号を教えておくスタイル)
他の部屋の人に荷物盗まれたり、宅配の人にオートロックの番号覚えられたりとかしないのかな、、と思ったりするのですが、そこは意外と善意の上に成り立っているシステムのようです。
入居、本契約
入居日当日、不動産業者の方とソウル部屋ナビさんの担当者の方にきてもらい、本契約を行いました。
(博士だけ先に渡航したので、ピザ子は日本からLINE電話で話を聞いていました。)
- 解約するときの連絡手順
- 1年契約の部屋だったので、1年未満で解約する場合のペナルティ
- ゴミの出し方
- 家賃の払い方(家賃、共益費、ガス代それぞれ振込先が違う)
- 保証金を必ず返してもらえる書類の説明
- 備え付け家具家電の使い方
などを確認して、無事本契約完了!入居できましたー!!